お知らせ 栄養士からの一言:12月分
令和6年12月【栄養士からのひとこと】
【コメント】
南瓜(なんきん)・蓮根(れんこん)・人参(にんじん)・銀杏(ぎんなん)
・金柑(きんかん)・寒天(かんてん)・饂飩(うんどん=うどん)は冬至の七種(ななくさ)と呼ばれます。
「ん」が2つつく食材を冬至に食べると運気が上がり、たくさんの運を呼び込み、縁起が良くなるとされています。
お正月の後にお粥としていただく「春の七草」は有名ですが、冬至にも実は「当時の七種」があります。
栄養のある南瓜や冬至の七種を食べて風邪を防ぎ、無病息災を願いながら寒い冬を乗り切りましょう。
12月21日(土)が冬至です。
「海老しんじょと南瓜の炊き合わせ」を提供致します。
◆主な栄養素
南瓜は、カロリーが高く主食に代替できるのみならず、ビタミン類が豊富な緑黄色野菜の代表格です。
南瓜に含まれるビタミン類は長期保存してもあまり減少せず、風邪の予防にもなる「βカロテン」は貯蔵するほどにアップすると言われます。
栄養補給の面からも、冬至の南瓜は冬場にぴったりです。
種も栄養豊富で、体に良い不飽和脂肪酸であるオレイン酸が含まれているので、動脈硬化や高血圧、心疾患などの生活習慣病を予防してくれる作用があります。
他にも「リノール酸」や「ビタミンE」によって肌のシミやシワを防ぐアンチエイジングの効果も期待できます。